糖尿病とはどんな病気なのか?

運動
今や日本国民の5人にひとり以上が糖尿病の患者かその予備軍といわれており、一度発症したら完治しない点は大きなリスクといえるでしょう。
しかし、食事療法や運動療法、さらには薬の使用によって血糖値を正常レベルに保てば、コントロールすることができます。
また、糖尿病の病態は時間の経過とともに変化するので、その都度医師と相談のうえで治療計画を立て直したり薬の管理などを行うことが大切です。
糖尿病を恐れることなく、どうすれば糖尿病にならないか、なったならどうすればよいかといった点を知り、合併症を引き起こすリスクを少しでも減らすためにも糖尿病についての正しい知識を身につけましょう。

糖尿病には2つのタイプがある

糖尿病というのは、体の中のインスリンの作り方や使い方にトラブルが発生して、正常に摂り入れた食べ物のエネルギーを代謝できない状態をいいます。
すい臓で作られるインスリンの役割は血糖を正常範囲に保つというものですが、十分に働かなくなって血糖値が高くなってしまうのが糖尿病なのです。
糖尿病には大きく1型と2型の2つに分けられます。

1型糖尿病

1型糖尿病はすい臓がほとんどもしくは全くインスリンを作ることができないので、インスリンを注射によって補う必要があります。
特徴としては、年齢に関係なく発症しますが若い年齢で発症するケースが多い点が挙げられます。
ただ、糖尿病患者のうち1型の糖尿病は1割もいないのが現状です。
発症の原因は不明ですが、1型糖尿病にかかりやすい体質であることやインスリンを作るすい臓に一部に欠陥があるといった理由が考えられます。
そして普段よりものどが渇いた排尿回数が多くなったり、体重減少が急激に起こったり疲れがひどかったりといった症状が突然現れるという点も特徴的です。

2型糖尿病

すい臓で十分な量のインスリンが作り出せない、もしくは作られたインスリンが十分に作用しないというのが2型糖尿病です。
現在の糖尿病患者の9割がこの2型タイプで、食事療法や運動療法、インスリンの投与、薬の内服や注射によって治療を行います。
年齢が若くても発症するケースも見られますが、多くは40歳以上になってから発症するという特徴があります。
2型糖尿病の症状として挙げられるのが、疲労感や皮膚の乾燥による痒み、手足の感覚の低下やチクチクした痛み、目のかすみ、のどの渇きなどがよく知られています。
そのほかにも、頻尿や性機能に問題が起こったり、さらには感染症にかかりやすくなったりといったものもあります。
前述したように40歳以上の人が発症しやすいのですが、他にも太り過ぎの人や著しい運動不足などでも発症しやすくなります。
また、病気やけがなどのストレスが原因になることありますし、体重4?以上の赤ちゃんを出産したことから2型糖尿病になることもあります。
糖尿病は甘いものの摂り過ぎといわれることも多いのですが、遺伝が関係しているともされていることもあり必ずしも本人のせいだとはいえない部分もあります。
したがって、家族に糖尿病患者がいる人は要注意といえます。

糖尿病との付き合い方

糖尿病の女性もしこれらのうち3つ以上に当てはまるのであれば、糖尿病の検査を受けることをおススメします。
糖尿病の初期段階ではほとんど自覚症状がないので、血糖値やヘモグロビンA1cを継続的に検査することで早期発見に努めることが大切です。
そのうえで、適切な食事をとって適度な運動を行っていたなら2型糖尿病の発症を防いだり遅らせることも可能となるに違いありません。
糖尿病患者は、自分の病気とどのように付き合うかが大きなポイントとなるのです。
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